肥料を与え無い為に、樹木が枯れるという事はありません。
しかし、樹木の体質を強化して丈夫な樹木に育てて行く為には、その成長過程で肥料を与える必要があります。
植え付け後一年間は肥料は与える必要はありません。
植付け時の樹木は根が切れているため、あまり養分を得ることは出来ません。そして、根をしっかりはる前の樹木に肥料をあたえると根が傷み、樹木が弱ってしまう事もあります。
肥料は植付け後2年目の冬からはじめましょう。
庭木によって、肥料をほしがる時期が違うので厳密には言いませんが、 肥料を与えるのは冬場(12月~2月)に行いましょう。簡単な方法としては、有機肥料を根からはずれた外側に撒いてあげるのが良いですよ。
これは春の芽出しを助け、その後の生育も盛んにする為に肥料を与えます。 (寒肥え)
肥料は油カスや鶏フンなど効き目がゆっくり現われる有機肥料を使います。
土をかぶせると臭いが拡散しないで良いですよ。
花を観賞する樹木は、翌年もよい花を咲かせる為に花がすんだあとに肥料をあげて下さい(お礼肥)
窒素系の高い化学肥料を与えると樹木の体質が軟弱になり、病気にかかったり、枝が間延びしたりする原因となります。肥料の与え過ぎには注意しましょう