庭木に付く害虫ってどうすればいいの?(防虫対策)

回答

庭木にとって重要な 害虫対策は早期発見・早期駆除が大切です。5~7月と9~10月が害虫発生のピークになります。
水やり、お手入れの際に樹木の様子をそれとなく観察してもらう事によって早期発見に繋がる と思います。被害を少なくする為にしっかりとした害虫予防と虫が成長する前に駆除をする事を心掛けて下さい。

暑い時期は虫が活発になります。防除として梅雨に入った頃、梅雨の中ごろ、梅雨明け頃、の3回と秋9月中旬頃に1回、計4回の薬剤散布を行っていただくと良いと思います。

4回はちょっと多いなぁ難しいと思われる方は虫を発見次第でも構いません。続けていく事が大事です。

殺虫剤としては、スミチオンやディープテレックス・オルトラン水和剤 他などを散布して下さい。 毛虫を中心とした多くの害虫に効き目があります。

害虫は葉の裏側に付いている場合もありますので両面共にしっかり散布して下さい。

虫が活発に動き出すシーズン前に予防目的の散布で欠かしてはならないのは冬場。石灰硫黄合剤を撒きます。これも色々な虫を防げます。チャドクガ、ダニ、カイガラムシ、アブラムシなど。一年、虫に悩まされたと思ったら、一月に撒いてみる事をお勧めします。

但し新潟は木に雪が積もっているケースがあります。その場合は効果も半減し足場も不安定になりやすいので一般的な噴霧時期の一月にこだわらず雪解け後、行って頂く方が良いと思います。

最後に注意点

使用した噴霧器は必ず洗浄する事。

周辺への影響、高所作業を考慮して強風に注意して下さい。

葉だけでなく幹、枝にも噴く。

毛虫がいる事も想定して服装にもご注意下さい。

お客様に安心して管理が出来る様、”簡単な庭木の管理”と題した水やりの仕方・防虫・病気・剪定の解説書類を植栽工事後に差し上げております。合わせてご参照下さい。

ご自身で行う事が難しい場合は庭木の年間管理サービスも行っていますのでお気軽にお問い合わせ下さい。