新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のり!第105庭 ピンクの砂利で洋風洗い出し

工事前

新潟市とフランスにあるナント市が姉妹都市提携している事はご存じだろうか。恥ずかしながら当方、勉強不足だったのだが良い機会に恵まれ、昨日行われた新潟・ナント市文化交流事業ストラディヴァリア公演(クラシックコンサート)に行ってきた。会場のりゅーとぴあにできた公演前の行列は女性が多く並んでいる様に見受けられた。一人で出向いた当方、女性に囲まれての観覧となり幕が上がる迄、多少挙動不審だったかもしれないが女性に人気の公演を行えるのは素晴らしい事だと思う。演目の最後にサービスであろう日本の曲も演奏され心が弾むような楽しい時間を過ごす事ができた。
さて、今回の現場は床面に洗い出し舗装を行い駐車場をつくっていく。工事前は芝が敷いてあり玄関に続くアプローチは枕木とレンガチップ敷きにしてあり、ふんわりやさしい感じのスペース。芝に埋め込まれたレンガ平板は再利用して洗い出しスペースに埋め込むので丁寧に芝の中から取り出した。その後、芝を剥ぎ取り洗い出しの下地となる砕石とコンクリートを入れた。
洗い出し前

コンクリートの硬化後、再利用する為にとっておいたレンガ等を配置しモルタルで固定。残ったグレーの下地コンクリート部分が洗い出しを行うスペースになる。
汚れ防止テープ
レンガ製品はセメント汚れがとれにくいので事前にテープを貼って養生を行う。
下地モルタル
今日は天気が良くモルタルの乾きも早そうなので水を割り増しに入れて練り上げる。そうはいってもこの日差しでは硬化の時間は限られているので余裕は無くここからは駆け足。
洗い出し用砂利1
いよいよ砂利の登場。手早くモルタルの上に砂利を敷いていく。
洗い出し用砂利2

砂利叩き込み

砂利の敷きつめ後コテを使って叩き込んでいく。モルタルの硬化が進み後半、徐々に砂利がモルタルに沈みづらくなりだすが、根気よく叩いては沈めを繰り返しなんとかすべての砂利をモルタルの海に沈没させた。叩き込んだ右手はずっしり重いが明日は日曜なのでまだまだ気持ちは振り絞れた。
拭き取り1

スポンジを使って砂利表面のモルタルを拭っていく。綺麗なピンクの砂利が少しずつ顔をだしていく。
洗い出し 完成
これにて洗い出しを使った車庫の完成。工事前に取り出したレンガはほぼ使い切っての完成なので無駄がなく、体は重く感じたが満足いく仕上がりに気持はスッキリ軽い。砂利のピンクとレンガが醸す雰囲気は女性が好みそうな可愛らしい印象をうけた。今日の工事、そして多くの女性で賑わった昨日のストラディヴァリア公演といい女性に縁のある日が続いた。
明日の日中はゆっくり休み夜になったら一番身近な女性、家内と食事に出かけるのも良いかもしれない。口から出ずに蓄積してきた日ごろの感謝を伝えるには悪くない口実だ。

断られなければいいが。。。

 

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