テラスと言えば商業施設では解放感のあるつくりが多い。その為のテラスと言われればその通りなのだが。
しかし、自宅となると一つ気になる点がある。周囲の目線だ。そこで必要になってくるのは目隠しだが必然的に目線を遮る用途がある為、一定以上の高さが求められる。
そこに、注意点がある。
高さに比例して振動や風圧等の外力による傾き、沈下のリスクが高まるからだ。特にその傾向はフェンス等のアルミ製品に顕著だ。その理由にブロックは高さに比例した一定の法基準が設けられているが、実はフェンスを付ける場合の法基準は設けられていない。
価値観は様々だが持論としては耐久性の前にデザイン優先は無い。いくら見目麗しくとも形が変わってしまっては麗しくないからだ。しかし、リスクがあるからと言って飾り気が無いのも寂しい。耐久性と意匠性(デザイン)の両立、二つのバランスが重要となる。
とかく外は見えるが中は見えづらいもの。当方が見てきた基礎やブロックの中を今回のケースを通してお伝えしたい。