新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のり!第172庭 芝 ~玄関前植栽スペース~

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今回の現場は玄関前の芝はり。
レンガや白の塗り壁、乱貼りや擬木のアプローチ、植栽等を事前に行っている。
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使用する高麗芝。
画像右は芝をはる前に下地となる地盤調整。ダマになったような土の塊を撤去、もしくは砕き芝の下地を平滑に整える。
地味な初期作業となるが芝の育成、仕上がりに直結するのでしっかり行いたい。
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芝はり。
一般的に行う芝と芝の目地は設けず、芝同士を三密よろしく隙間なく貼り合わせる。
密にすることで時間をかけずに生え揃う様になる。
目地の有無で発育の影響は無いので生え揃うまで早いか遅いかで選んで頂いてかまわない。因みにコストは目地無しの方は芝は多く必要になり、目地有りの方は芝は少なく済むが目地砂が多く必要になる。
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周りに沿って芝のカットを行い貼り合わせていく。
強い芝の根もカットするので剪定ばさみが使いやすい。
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コインに表と裏がある様に芝にもちょっとした表と裏がある。

左画像は3枚の芝、もちろん表面。
右側はそのまま裏返した状態。
一見、表面は3枚とも遜色はないが裏面では分かり易い違いが見て取れる。稀にあるのだが一部分に土がついていない。
育成段階で土壌にまんべん無く根が伸びきらなかったのが理由となる。そのまま貼ってしまうと根が万全で無い為、弱りやすい一面がある。では全ての裏面チェックが必要かと言うとご心配なく。土が付着していない分、持つと軽いので重みで判別ができるので貼る前に気づける。
表面は至って普通でも「あれ、軽い」と思った時は裏面を確認したい。
前準備の段階になるが、こういったイレギュラーもあるので数の余裕も安心材料となる。
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目砂をレーキ等で薄く伸ばした後、散水を行う。
隙間を目砂で埋める事で根の発育向上をうながす。そして散水する事で凹んでいる部分には目砂が集まり床砂として埋める役割となる。
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全体の水平(なだらか状態)確認後、凸部分には転圧を行う。
多少の場合は手近なスコップ等で叩き整える事が出来る。

余談だが最後にホウキ等で掃いて葉クズを除きつつ、水で横になった芽を立たせる事で仕上がりの見栄えが一段変わる。
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これにて完成。
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