新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のり!第153庭 目隠しフェンスとライトアップ

10月1日、消費税が8%から10%に切り替わった。

バッテリーがだいぶ弱くなってしまったデジカメの買い替えを検討していたが「壊れてもいないのに・・」と逡巡している内に増税時期を向かえてしまった。独身時代、コンビニ弁当一つ買うにしても時間がかかった決断力の無さはこの歳になってもやはり変わらない。
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今回の現場は庭の目隠しフェンスとライトアップ。
事前に目隠しフェンスの柱まで設置している。
右画像は張り付ける樹脂製の横板。

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ポリカ製の横板。
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横板をドリルビスを使って柱に張り付けていくがその前に下穴加工を行う。

下穴を開けずに直接ドリルビスを揉む事も可能だが木製と違い材質が固いのでインパクトドライバー(自動ネジ回し)がズレる等して横板を傷つける場合がある。手間を省かず、すべてのビス打ち個所に下穴加工を行う。
右画像、ポリカは外枠部分に下穴加工を行うがドリル穴位置がかなり限定されているのでズレないように一度、細いドリルで穴を穿った後に再度既定の大きさのドリルで穴を拡げる。
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柱上部に水糸を張り直線を確認後、フェンス笠木の取り付け台座を設置。
台座は柱にビスを使って固定になるが笠木自体は台座の留め具に上から押し当てるだけでパチンと留まり簡単で良いのだが、行きはよいよい帰りは怖い。実は取り外しが楽ではない。何も問題が無ければ良いのだが、多少のずれが発生したりする場合もある。その時は取り外しの一苦労が待っている。個人的には面倒でも構わないのでビス止めによる固定にしていただきたいが、この小さな声がメーカーに届くわけもなく今回もパチンとひと際高い音が現場に響き笠木を取り付けた。

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ウッドデッキ下部LEDバーの設置を行う。
左画像はCADによる3D。
右画像、ライト取り付け前にドリルビスによるLEDバーケースの固定。
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ケースにはめ込むだけで設置できる。
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目立たない裏手側でボックス内結線。
ボックスは水が入らないよう処理を行っているが万が一の場合も想定して下部に水抜き穴を施すとより心配が少なくなる。
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これにて目隠しフェンス、ライトアップ完成。

秋の夜長とよく言うが夕暮れまでが早い季節となった。
この仕事を始めて施工写真そしてライトアップの画像を撮影するようになり日没直後、名残りの「明るさ」が残る時間帯、黄昏時の光景を好む様になった。秋は黄昏時も短い。
少ないシャッターチャンスの中で手にするのはバッテリーの弱くなったデジカメ。
次回もまた、付き合いが長くなったカメラで黄昏時をファインダー越しに眺めたい。
越後職人が手がけた
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