幼少期、甘いものが苦手だった。甘い物と言っても今風に言えばスイーツ等の事でなく食事限定。甘く煮た煮豆やカボチャ、
かんぴょう巻き等も苦手だった。しかし年齢と共に好みも変わるもので甘味と塩味のいわゆるあまじょっぱい料理は好物にまでなった。
先日、いなり寿司専門店のいなり寿司を頂いた。普段はスーパーのいなり寿司の味に慣れているのであまりの違いに驚く。お揚げ、酢飯、ゴマと順番に心地よい味が口にひろがる。数日経っても余韻が舌に残っている、どこのお店だったんだろうと気になる。しかし、ちょっとした不手際で包みを処分してしまいどこのお店か分からなくなってしまった。今更だが、そもそも新潟のお店だったのだろうか。
連休ともなれば遠出を計画しがちな所があるが近場でぶらぶら探してみようと思いついた。嫌がる家内を誘う。さほど期待はしていないつもりだが、見つけた時の喜びを想像するだけで自転車の空気入れも楽しいはずだ。