新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のり!第102庭 庭に本格人工芝

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関東甲信は梅雨入り。新潟も遠からず入るとは思うが今日も太陽がまぶしい。昔は暑くなると食が細くなったりする事もあったが外仕事に馴染むと同時にいつのまにか夏バテをしなくなった。人間は慣れる。
今日は土の庭スペースに人工芝敷きを行う。
人工芝と聞くとサッカー場のイメージがあるが近年、各メーカーから新しい人工芝が発売され注目を集めている。人工芝の魅力は圧倒的に管理のしやすさだと思う。庭に天然芝を敷き詰めていられる方は少なくないと思うが人工芝はこれから検討される方が増えていくのではと予想される庭ツール。
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最初に行うのは地盤の整地。この上に人工芝が敷かれるので十分に平らに均す。サッカースタジアムや運動場のような場所は土の上に人工芝を敷くと凸凹になりやすいので透水性アスファルトを敷いてその上に敷いている。
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主役の芝ロールを配置。
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ロールは客観的に見ると緑一色だが、よく見ると生え際に枯芝がいれてあり、よりリアルな見た目、質感に仕上がっている。
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画像はライトがある部分だが、カッターを使ってくり貫く。
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芝と芝のジョイント部を接合する。あてがったシートに接着剤を塗布。ここで使う接着剤は油性なので雨天時には適さない。そして冬場の低温時期は接着剤が凝固しないので注意が必要になる。雨が多く寒くなる新潟の冬場とは決して相性が良いとはいえないようだ。もちろんロールとロールをつなげる必要の無い小スペースの施工であれば接着剤を使わないので冬場でもなんら問題はない。
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捲り上げた芝ロールを接着剤がついたシートの上に戻し強めに圧着。それぞれの人工芝をつなげて、めくれや雑草対策として一枚ものにする。
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これにて完成。
土のスペースが緑の絨毯に仕上がった。時期が過ぎれば茶褐色になる天然芝と違い鮮やかな緑の色合いは冬場も維持される。新潟の雪景色に緑色の芝はどう映るだろう。殺風景になりやすい冬にはありがたい色味の一つになるだろうか。ありのままに考えれば冬場に緑の芝は違和感を感じるやもしれない。実際に見れる冬までの楽しみにしたい。
越後職人宅の庭をスライドショーで紹介