新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のり!第128庭 階段アプローチ
準備が整い土台のブロックにコンクリートを流し込む。時間を置かずコンクリートが軟らかいうちに今度はその上にモルタルを置く。先ほど準備したネジ付きのインターロッキングをあてがい叩き込みながらモルタルに沈みこませる。これが土台のブロック・コンクリート・モルタル・インターロッキングの4素材が繋がった階段の内部概要となる。一つ注意したいのが流し込んだコンクリートが固まる前、できれば軟らかい内にモルタルを設置することでセメント同士のコンクリートとモルタルが喰いつき合い一体化するので剥離の心配がなくなる。効率的にはまずすべての段のコンクリートを流し込んでからモルタルを乗せインターロッキングをあてがいがちだが、それでは時間がかかりコンクリートの硬化が進んでしまう。時間がかかり面倒だが1段づつコンクリートを流してはモルタル、インターロッキング敷き込み、そして次の段のコンクリートという順を踏みたい。気温が高い時などはセメント系は固まりやすいので簡単では無いかもしれないが軟らかい内に行い一体化させることを推奨する。
ばさモルは普通にセメントと砂を混ぜ少ない水で練り上げる。 しかし舗装用のインターロッキングの下地はメーカー発表の正規工事手順は砕石の上に砂を平滑に均してから敷き込むとなっている。そのまま砂を投げ込み均せばいいのでミキサーで練らずセメントも不要なので実にコスパが良い。だがちょっとした繁華街などの歩道などに敷き込まれたインターロッキングをみると沈み込んでいる事がある。その理由は簡単で雨・雪の多い新潟で下地の砂が下地の砕石の隙間に流され下がってしまう事が原因のケースが多い。 モルタルにすることで硬化し砕石の隙間に流されることがなくなり水を少なくすることで均しやすく作業効率が良くなるので舗装用のインターロッキング下地には砂を使用することは限定的なケース以外ほとんどなくばさモルを使用している。
階段アプローチこれにて完成。 アプローチは緩めの右カーブを描いているが向かって左側のインターロッキングが少しくぼんだ形の部分に植栽が入る予定。 見比べて気づいたが千灯まつりの画像が左カーブだった事が残念だった。撮影者の不得手はあったが日本の夏らしい眺めの一枚は夏が過ぎ去っても待ち受けにしたままになっている。
灯篭のぼんやりとした灯の中でみたパンフレットには千の灯篭を並べようと願い始まった祭のいきさつが幼い字だがしっかりと書かれていた。
灯篭のぼんやりとした灯の中でみたパンフレットには千の灯篭を並べようと願い始まった祭のいきさつが幼い字だがしっかりと書かれていた。
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越後職人宅の庭づくりをスライドショーで紹介