新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のり!第162庭 玄関前の小庭をリノベーション

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工事前
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工事前
今回の現場は玄関前の坪庭。
以前工事させて頂いたご縁で今回、小庭部分をリノベーション(再生)させて頂く。
スッキリ重視の玄関前だが今回は少し盛る形で行う。
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工事前にあった植木や庭石等は事前に撤去している。
平坦になったグラウンドに盛り土を行い小庭に起伏を形成する。
土には堆肥を混ぜ土壌改良を行った。その後根鉢を麻布で巻かれた樹木を植えこんでいく。
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盛り土する事により平坦な場所に比べ、凸部分で根周りの土固定が弱くなる心配がある。糧となる養分・水分を吸収する根が動くと発根した細根が切れるので樹木育成の根幹が揺らぐ。
その為、根鉢を抑える地下支柱を行う。三方向で杭を穿ち、杭同士を結束し3点止めにする。
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3点結束した支柱を打ち込むことにより結束ベルトが更に締まり固定力が増す。
地下支柱固定後、土に再度堆肥を混ぜ根鉢周りに寄せていく。
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根鉢の固定は支柱だけで終わらない。
撹拌し寄せた土はほぐされた状態なので、良くも悪くも柔らかい。根鉢周りの土を段階的に足で踏み固め土極めを行い根鉢周りに土を被せていく。
その後、土で根を囲う様に堤防を形成し放水。一時的なため池をつくる事で空隙などがある場所に自然に水が流れ込み、土流で根と土を密にする水極めを行った。
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美濃石の設置。
岐阜県産の花崗岩で同産地の木曽石と比べると明るめの色合いで表面は比較的なめらか。堂々たる国産石ではあるが木曽石ほど重厚感はなく、自然風や洋風庭とも相性が良いのが特徴。
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土、植木、石が配置され土台となる形が出来上がる。
ここから詰めの工程。
下草で土に緑を加え色合いを増やし空間を濃くしていく。

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「苔むす」という言葉はずっと以前から変わらずそこにあるものを表しているそうだ。国歌にも歌詞として使われているのが興味深い。
中央部分に苔を加える。いずれ根付き石などにも広がるように、苔が生(む)すように。

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雨天
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これにて完成。
雨天での濡れ色、夕暮れ立木の影、灯った陰影。
この小庭の成長とともに新潟の四季が更なる姿を見せてくれるはずだ。
越後職人が手がけた
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