新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のりは、まず天気から!第91庭 中庭、天然石タイル

仕事中、用意した水筒がすぐ空になる季節になった。
飲んだ分だけ汗になる。
作業後、じっとりと重くなった作業着を脱ぎ
洗剤の匂いが僅かに香るシャツに袖を通してからトラックで帰る。
仕事の事を考えると、夏は好きな季節と言えないが
夏ならではのさわやかな瞬間もある。
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今日はいつもと違って四方を囲まれた中庭での工事。
事前に貼っておいたタイルの目地を埋める仕上げ作業。
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タイルの目地埋めはタイルも周りも目地材でひどく汚れる。
汚れがおちにくい個所は事前にガムテープを貼っておくと、作業は簡単、綺麗に仕上がる。
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タイルは水が貯まらないようにわずかに片側を持ち上げ勾配を設けている。
目地埋め前に持ち上げた1.5mm程の部分もしっかり事前確認。
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いよいよ、目地材の埋め込み。
気になる所から始めるのが小心者、私のいつものやり方。
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順を追ってメインのタイル上部。
タイル目地は弾力のあるゴム製のコテを使う。
コツは材料を擦り付けて目地の奥までしっかり入るようにコテを動かす。
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入れきった頃には目地材はどんどん白くなって固まってきている。
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スポンジを使って汚れをふき取る。
冬場と違い夏場は特に乾きが早く、綺麗にふき取る事が難しくなる場合も。

やっぱり小心者な私はここでもかなり急ぐ。

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これにて完成。
予定の仕上がり。
終始バタバタしていた仕上げ作業。
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一番最後、事前の準備で貼っていたガムテープをゆるやかに剥がす。
汚れが残っていないか一応確認するこのゆっくりした時間でやっと落ち着ける。
おぼえていないが道具の片付けはきっとノロノロしてたと思う

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