新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のり!第182庭 2階テラスにデザイン物置カンナ
今回の現場は2階でのガーデン物置設置。
⇑画像、バルコニー部分での作業になる為、資材や使用道具等クレーンを使って搬入。
建物内階段を使って人力での搬入も検討したが大型の資材・重量による接触・事故を考慮しクレーン使用を決めた。
限られたスペースでの吊り上げ、風の影響もあり建物への接触リスクは少なからずあったが無事に済んだ。個人的には体、特に腰などへの負担が少なく済み改めて機械の偉大さを感じた。
荷ほどきしつつ、まずは鋼板部の組み立て。
六角ボルトを使用して側板と側板を固定。防犯上、見える範囲での表側にビスやボルト等のねじ類は使用しない。即ち大部分が本体内側でのねじ固定になる。入り組んだ鋼板に電動工具を使い易く出来るフレキシブルシャフトを使用し組み立てを行った。
側部・鋼板を固定し、いよいよ佳境となる意匠部の一つドアの準備にかかる。
ドアの外観は木製、材質はFRP製になっている。某有名テーマパークの岩や乗り物に使われていると言った方が分かり易いやも知れない。丈夫で軽量が特徴だ。
実際の木製と比べかなり軽くなっているはずだがそれでも片手で軽々持てるとまでは行かず、設置には慎重に臨むべくドア側面に蝶番をあらかじめ固定。
ハードルは上げたくないが顔役、ドアの設置位置はポイントになる。全体のバランスも踏まえ微調整は必須。
⇑上画像(左)、ドアを固定する柱下部に調整具を設置。
⇑上画像(右)は調整具の側面だが軽く斜めに跳ね上がった爪部分にドアを載せて使用する。
調整器具部、爪の先端にドアを載せ足で踏む事で位置調整を行う。
位置が定まった状態で先程準備しておいたドアの蝶番と本体を固定。
ドアを設置しその他の意匠部組み立て。
左右の前柱部、レンガ調。後柱部、木目調となっている。
いずれもFRP。
鋳物製の把手やドアストッパー等の金具・小物を設置。
これにて完成。