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新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のり!第115庭 南欧風レンガとタイルテラス

今年の5月、アメリカのNASAが「2016年は過去最も暑い年になると発表」というニュースを見かけた。外仕事に従事している者にとってはかなりインパクトのある事柄で夏になったらどうなるんだろうと不安が日々高まっていた。そんな一連の話を家内に告げると麦わら帽子を用意してくれた。少しレトロだなと思う所もあったがしっかり準備してくれた気持ちが嬉しく内心ほくそ笑みながらその場でかぶってみたが、「おじいちゃんみたい」と失笑され会社に持って行って使うかどうか迷いが沸き起こった。

小心者はNASAのニュースで不安を感じ家内の一言に迷う。子供の頃、父親に「気が小さいなぁ」とよく言われ気持ちが沈んだ事もあったが中年となった今、自分で案外面白いものだなと思いなおしている。些細な事で声を出し驚く。それを見て人が笑う。最近は小心者でも笑いをつくれると喜んでいる。

 

今回の現場はタイルテラス。

テラスの周りに目隠し用のフェンスを配置するので、まずはその土台となるブロックを積み上げる。

 

積み上げるブロック内部には通常、骨となる鉄筋が入る。

鉄筋さえ入っていれば何でも良いというわけでは勿論ないのだが、大きな地震に見舞われ倒れている平垣の多くはTVの映像を見る限り鉄筋の姿は無く無筋のケースが多い。昔からよく言う「筋金入り」ではないが適材適所にしっかり配筋したい。

 

 

今回珍しい材料が用意されていた。南欧風の古レンガだ。

リサイクル品なので多少欠けたりしている物もあるが年月と共に経年美が備わった別名アンティークレンガ。

この古レンガをブロック塀の上に笠木として積むのだが、ブロック塀の角の部分に積むレンガは半分近くブロック塀より飛び出して積まなくてはならない。ブロックと違い笠木で使うレンガに鉄筋が入るわけも無くモルタルの接着力だけでは遠くない将来にブロックからとれてしまう可能性は否めない。

 

そこでレンガにドリルで穴をあけそこにコンクリートにもねじ込めるビスをドライバーで回し入れた。

 

ブロック上部にモルタルを配してそこにビスを打ち込んだレンガをどっしりと押し込むように乗せた。

ビスとモルタルがしっかり絡み硬化後はしっかり固定される。

 

角のレンガが積み終わったので、その端と端のレンガに合わせて水糸を張り、その糸に合わせて他のレンガを積み上げていく。

一直線に張った糸に合わせて積んでいるのでレンガはクネクネ曲がったりせず、まっすぐ綺麗な笠木として積み上げる事ができる。

 

タイルテラスの蹴上の部分を古レンガを使って並べる。

先ほどの笠木と同様にモルタルの接着力だけでは何かの力が作用した時にレンガが倒れてしまう可能性がある。以前から繰り返し述べているがモルタルには強い接着力があると便利でいいのだが残念ながら思ってる以上に無い。画像の様にコロンとならない様に手を加えたい。

先ほどと同じように下穴をあけた古レンガにコンクリートビスを打ち込む。

 

ビスを打ち込んだ部分がバケツが置いてある側(タイルテラス側)になる様にしてモルタルを使って並べる。

 

カーブを描いたレンガに目を奪われがちになるがレンガの内側上部に先ほどのコンクリートビスが2個おきに打たれている。そこにタイルを貼るための下地コンクリートを打設して

レンガに打ち込まれたビスが固定されるので転倒防止となる。仕上げってしまえば見えなくなってしまう部分だが裏方がしっかり支えてこそ綺麗に仕上がった表面の部分を長く保持できる。

 


 

工事も終盤。

工事開始と共に着手したブロック塀。そこに樹脂製の白い塗り材で仕上げる予定だが塗り上げる前に一手間加えたい。

白い壁にレンガを乗せた門壁といえば何処に出しても恥ずかしくない程、よく見かけた南欧風of南欧風。そんな南欧風の定番だが一つデメリットがあった。それはレンガの目地から落ちる雨だれが白い塗り壁に描いた幾筋の黒い汚れ。何年か経過すると徐々に汚れが目立つようになるのだ。降水量の少ない南欧と比べると日本は雨が多いので汚れやすい。

 

そこで雨がブロック塀に伝わらない様に目立ちにくいレンガ笠木の裏側にグラインダーで溝を掘る処理を行う。汚れの元となる水がレンガの裏側の溝で下に落ちてしまうようにする為だ。

 

高回転で回転するグラインダーの右側に立てかけてある刃が通常、切断等の目的に使われるダイヤモンドカッターの刃。そして今回、溝を掘る様に用意した刃が左側に立てかけたVカット用ダイアモンドカッター。一目瞭然、二つの刃の厚みが違う。

 

一番気がかりだったのが隠れた裏側に溝を掘らなくてはいけないが逸れて表面を削ってしまう事。通常、グラインダーは上から下に使用する。しかし今回は下から上だったので削り取った埃が両目めがけて飛んでくる。グラインダーがブレて何度か危うい場面もあったがそれから時間をかけてゆっくり溝を掘った。

 

仕上げ材の硬化後、表面の汚れを付きにくくするトップコートを塗布した。念には念を入れてとの事だろう。

 

これにてタイルテラス完成。

南欧風の淡い白壁に対して当方はいつも線の細い可愛らしい少女のイメージを持つが溝とコーティングの2段構えに芯のあるどっしりとした安心感を持っていた。イメージはむしろ優しくて力持ちのお兄さんといった感じだろうか。

南欧風というと地中海沿岸のリゾート地一帯を指すと思われるがとりわけ用いられる事が多いのはフランス南東部に位置するプロバンス地方と言われる方が多い。プロバンスは自然に囲まれたのんびりした場所らしく家屋の造りも手づくり感溢れる味わいのあるものだとか。古き良き田舎それでいてリゾート地、日本で言えば長野県にある軽井沢周辺がイメージに近い場所なのであろうか。

軽井沢といえば有名な避暑地。今年の夏も多くの方で賑わっている事だろう。

 

NASAが発表した暑い年の夏も後半、リゾート地軽井沢は想像で楽しむ程度にして地元新潟の関屋浜に涼を求めて出かけてきた。実は人に勧められてその日、家を明るくなる頃にでて海水浴に訪れていた。早朝の浜辺はすがすがしいほど人影は無く、唯一ある大学のボート部の方が何人かでボートを準備していた。人のいない静けさ漂う海に気分が乗った子供たちが我先にと海に向かって浜辺を走り出した。「転ぶなよお」と言いつつ追いかける。あれから仕事でも愛用している麦わら帽が脱げて紐が首に引っかかって背中でゆらゆらと揺らしながらそれでも駆けていた。浜辺から目と鼻の先の凪いだ水面で魚が数回跳ねて早朝の海水浴に華を添えてくれた。

 

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