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新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のり!第113庭 庭の貼りもの(タイル・天然石) 前編

先日あるTV番組で「初夏のバス旅行」と題うったタイトルを見かけ、もう夏なのかと少々驚いた。冷静にカレンダーを見れば6月も後半、まだ季節は春というのも確かに無理がある。夏と言えばレジャーが浮かぶが仕事の事だけで言えば夏の暑さは楽ではない。無意識に夏という言葉を見ない様にしていたのだろうか。

かなり前の事だが梅雨明け宣言がされなかった夏があった。ムシムシはするがギラギラの直射日光は避けられる。「梅雨の曇り空頑張れ!」と強く念じても意味がないと分かっているが毎年願わずにいられない。中年の男がそんな事を考えている、「子供っぽい」と思われてもおかしくない。では老年の男はどうなのだろう。そもそもそういった願いなど考えるのだろうか。少々稚拙な疑問だがいつか来るであろう定年時期のささやかな楽しみになるよう覚えておきたい。

 

今回の現場はテラスのタイルとその奥側になる天然石の貼りもの工事。ボリュームが膨らんでしまったので前・後編に分けて書く事にした。

分けると言ってもタイルと石貼り工事は同時進行で進めていた。分かりづらくなるので前編はタイルテラス・後編に石貼りを取り上げる事にした。最後のタイルが仕上がった画像には既に後編に登場する石貼りがタイル奥側にて写り込んでいるので同時進行の具合が確認できる。

 

事前に用意したタイルテラスの下地になるコンクリートの画像。ここに300角のタイルを貼り付け工事をしていく。

タイル貼りを始める前に下地となるコンクリート躯体のわずかな凸凹をモルタルで平滑にしてから行う。

貼りもので気を付けたいのやはり剥離。モルタルはセメントと砂、そして水を混錬してつくったものだが通常のモルタルは一般的に思われているほど接着力は高くない。絆創膏の様に剥げちゃったから次のやつと気軽に変えられれば良いのだが冗談にもそうは言えない。

白い液体、たっぷりのモルタル接着増強剤を下地コンクリートに塗布する。

 

コンクリートは吸水が激しい。接着増強剤が乾く前に手早くモルタルをその上に重ねていく。

 

子供の砂遊びと泥んこ遊び、頑固な汚れが付くのはどっち?答えはもちろん後者。

専門家の様にうまく説明できないが水を混ぜた化合物は接着力が上がる事だけは理解しやすい。つまり乾いているとくっつきが悪い、俗に言うドライアウトだ。

 

コンクリート表面に塗られたたっぷりの接着剤の上に少量のモルタルをかぶせてそのままコンクリート上でコテを使って混ぜる。そうして出来上がった接着モルタルの上に平滑に均す為のモルタルを重ねる。混ぜた接着モルタルが下地コンクリートに対してしっかり喰いつかせる事ができる言わばノリの役割となり、その上に重ねたモルタルでしっかり平滑に均してタイル下地とする。

 

翌日、タイルの位置だし。

寸法を測ってから墨ツボを使ってタイルの位置だしを行う。位置だし後にタイルのカット寸法が分かるので、ここで事前にタイルの切断をしておく。

 

すべての準備が整い、いよいよタイルの貼り付け。

櫛鏝を使って貼り付けモルタルを均等に塗り付けていく。

 


ここでもやはり剥離に気を付けたい。振動工具を使ってタイルにヴィブラートの細かい衝撃を与えながら貼り付けを行う。
以前、ゴムハンマー等の物で叩きながら貼り付ける工法が主流だったが、このブィブラート工法は塗り置き時間の影響が小さく、タイル裏面とモルタルがよく付着し、
高い接着強度が得られるのでよく使う様になった。

 

タイルの目地入れに取り掛かる前に目地材の汚れが取りづらくなりやすい箇所にテープを貼る。

目地材いれが終わった後にさっとはぐのが心地よい。

 

ゴム鏝を使っての目地入れ。

タイル表面に残った目地材はこういった日差しが強い日は短時間で乾いてしまい後の拭き取りに苦労するので、ゴムの鏝をしごく様に使ってなるべく残さないよう手早く行う。もちろん乾きが悪い曇り空や冬の場合だからといって残して良いわけがないが、夏場のガチガチに固まってしまった目地材は通常の倍の時間がかかってしまうほど頑固に取れずらいものになってしまうので、気を抜かず手早く行う。

 

スポンジを使って目地材の拭き取り。

予定よりも手早く目地入れは済んだが、それでも残った目地材が白く乾き色に変化し始めていた。手早く拭き取りに入る。そろそろ休憩かなと時計を見る暇はない。

 

仕上げ終わって曇ってきたなと見上げた数分後にぽつぽつと雨。

ちょっと前の日差しが嘘の様。手早く常備しているビニールを敷く。

急な天気の変化にあたふたしたが間に合って良かった。よくある事とまではいかないが、たまにぐらいの頻度で仕上げ終わった後での急な雨はある。こんな雨に限ってざーっと降って上がったりする。

修行時代に親方が「仕上がるまで雨待っててくれて今日は良い日だったな」とずぶ濡れになった当方に向かってよく言っていた。そんな親方に仕上げの時はどんな天気の日でも養生用ビニールを持ち歩くようにと仕込まれた事を思い出す。

 

別日に下草をあしらってタイルテラス完成。

親方は厳しい人だった。時代もあったと思うが「スパルタ」という言葉が当時、何度も頭の中で浮かんだ。

そんなスパルタ親方は救急車のサイレンが聞こえると決まって「お前の事迎えに来たぞ」と言っていた。雨が上がってすぐに雨合羽を脱ぐと「そんなに早く脱いだらまたすぐに降ってくるわ」等いい年して子供じみた事を繰り返し言っていた。そう考えると男なんていつになっても子供っぽいのかもしれない。定年迄覚えておこうとおもった楽しみもあっけなく答えに行き当たった様に思え、まるで通り雨の様に流れていった。

そもそも当方の定年はいつになる事やらとため息交じりで思案にふけっていたが、当方のスパルタ親方は生涯現役だった事に気づいた

 

 

次回、後編の庭奥側の石貼りを紹介。

 

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