新潟の小さな外構店が本気で目指す日本一の仕事への道のりは、まず天気から!第93庭 劣化に強い樹脂パネル製ユニットフェンス

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朝から生憎の雨。
昨日の段階で雨予報がでていたのでセメント仕事は事前に施工済み。
今日の仕事はどんなに降っても問題ないと思って車に乗り込んだものの
必死になって左右に動くワイパーを見て
外仕事には変わらないのでやっぱり控えめにしてほしいと心の中でぼそり。
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現場に到着する頃には雲も切れて青空。
昨日なんとか終わらせたセメント仕事の頑張りを考えると複雑だが
雨がっぱを着なくてすんで素直に嬉しい。

さて今日の予定は昨日、セメントで固めたおいた柱にフェンス本体の組み立て。
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組み立て済みの樹脂パネルを支柱に取り付ける作業は慣れている職人にとってすごく簡単な仕事。
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面白いように組み立てが進む。
しかし、そんなざっくりとした簡単な作業だからこそ見落としやすい細やかさが必要な部分もある。
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よく見かけるのはフェンス同士をつなげるプラスチック製ジョイント部品。
手順はフェンス小口の空洞部分に差し込みネジで止める。
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手順通り差し込むとたまに画像のように僅かだが隙間が空く事がある。
些細な事に感じるが、この僅かな隙間から水が入る。
アルミと樹脂でできているフェンスなので水が入った所で錆びたりする心配はないと多くの人が思っている。
でも!水は長く停滞すれば汚れる(汚れの原因になる)

外部なので汚れるのは当たり前。
でも!だからこそ少しでも汚れの原因を作らないようにしたい。
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隙間対応策はフェンスかジョイント部品どちらかのぶつかっている部分を削る。
通常削るのは簡単に削れるジョイント部品。
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スッキリはまった。
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これにて完成。白いものは車でも外壁でもやはり汚れが目立つ。
でも今回の汚れの話は全体からみれば本当に些細な事。

若い時は何でも適当。
ちょっとした事はお構いなし。
それが些細な事にこだわる様になったのも職人という仕事から変わったのかな。。
細かくて嫌われるかもと
やっぱり心の中でボソリ。
越後職人宅の庭をスライドショーで紹介
越後職人が手がけた

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